”字育サポーター智さんの書写だより”にお越し下さりありがとうございます。
早速ですが、10年前までの私と書写との付き合いは
*小学生の時に習っていた習字
*結婚後、妊娠中に習っていたペン字(1年間)
と浅いものでした。
そのような私が書写教室をするようになったきっかけは、
アートにメッセージを加えた絵と書のコラボを始めた10年前に「書く」ことをもっと追求したくなり、年賀状や仕事のお便り等パソコンに頼っていた自分の書写力を向上させたいという思いともう30年以上前になりますが、妊娠中にペン習字(現在は硬筆技能検定)の1級を取れていたので学びなおすことでこの先の仕事にも活かせるかもしれないという思いからでした。
そして、たまたま公文の先生をしている友人と話した時に公文に英数国だけでなく ペン習字・かきかた・筆ペン・毛筆といった教科があることを知り、指導者としての資格を得るために養成教室へ通い始めました。
正直それまでは、硬筆検定を取れていたこともあって鉛筆や万年筆で書く字に対してはある程度の自信(今となっては恥ずかしい)のようなものをもっていましたが、教室に通って学んだ数年の間に、よく考えて作られている教材を通してたくさんの気づきが。。。。。
間違って覚えていた漢字の書き順や横画と縦画の長さ等50年以上なんの疑いもなく書き続けてきた字もあり、また研修で同期の先生の整った字を目の当たりにして自分の字の見直しの必要性を感じては気持ちが引き締まっていったのです。
鉛筆・ボールペン・万年筆・マジック・筆ペン・・・と筆記具も多種あり、同じ文字を書いても筆具によって自分にとって書きやすいもの・書きにくいものがあったり、ボールペン1本にしても物によって手にしっくりくるもの、こないものがあります。
公文書写の教科(ペン習字・かきかた・筆ペン・毛筆)の中で、筆ペンは10年前までは冠婚葬祭の時だけ、大筆は小6以降使っていなかった私は、筆を使っての はねや筆圧の変化等 筆使いが最初は思い通りにできず、なかなか上手く書くことができませんでした。
それでも教材を全て繰り返しやることで、字が育っていくことを実感でき、2015年4月に開講できることになりました。
自分が学習してみて感じたことは、
教材をしっかり見て始筆終筆の位置を確認しながら運筆に気をつけて書いていくことで必ず字は整っていくということです。
一般的な書道教室(私が小学生の時に習っていた所もそうでした)は、先生が書かれたお手本を見て書いていってる所が多いと思いますが、公文書写は、あらかじめ用意してある学校教科書に沿った書体で書かれたプリントを使って指導していくので、「教材を教える」と言うより「教材で教える」進め方をしていきます。(そのお手本の字がとっても綺麗で、この字に憧れて公文書写を選んだといっても過言ではありません。)
教室では、発問しながら学習者の皆さんがわかりやすくポイントを把握できるよう自学自習できるようサポートしています。
20年間の教育職で身につけた目配り心配りを大切にしながら、美文字へのお手伝いを誠意をもってしていきますので、まずはお気軽に体験にお越しくださいませ。
コロナ禍の現在は、オンライン学習もできるようになりました。
学習者さんのお仕事や体調に合わせて、オンラインのみ、オンラインと教室の複合学習と組み合わせもできるので無理なく続けられることだと思います。
ご一緒できることを楽しみにお待ちしております